平成18年度(第41回)東北アマチュアゴルフ選手権競技

開催日:平成18年6月6日(火)〜9日(金)
場 所:レインボーヒルズゴルフクラブ

 開催倶楽部のレインボーヒルズゴルフクラブは宮城県黒川郡富谷町に位置し、舟形連峰や泉ヶ岳、七ッ森を望む地に広がる18ホール。自然の地形を生かした広くゆとりのあるレイアウト、巧みに配されたウォーターハザードやバンカーなど戦略性の高い丘陵コースです。10年前の東北アマ、第1回東北アンダーハンディキャップなど、当連盟主催競技は今回で4度目。

【最終日】

石川元樹選手
■石川元樹選手が初日から首位を守り完全優勝!

 東北アマ最終日は雨とあいにくの空模様ですが、今日2006年の東北チャンピオンが決定します。
 優勝争いは最終組の石川元樹選手が中道洋平選手に2打差と有利ですが、6差の小林伸太郎選手、根本伊織選手、8差の土屋陽平選手が追いかけます。
 前半のアウトコースを終了して石川選手が3アンダーの33、トータル7アンダーで、2位の中道選手(38のトータル1オーバー)に6打差の大差をつけ、抜け出しました。後半のインに入っても石川選手は安定したゴルフを展開。10番でバーディ、12番でボギーの後はパーを重ね前半の貯金を残したまま。14番ホールでは2位中道選手との差を10打と広げました。その後も石川選手は余裕をも感じさせる内容で逃げきり。結局この日33・35・68、トータル8アンダー280で2位との差を15打差に広げ、4日間首位をキープし完全優勝を遂げました。石川選手のこの日のスコア68は同コースのコースレコードタイ記録です。
 2位には同じく福祉大の中道洋平選手がトータル295で入賞。根本伊織選手、小林伸太郎選手はトータル296で3位タイとなりました。

 なお、上位12名が日本アマチュアゴルフ選手権競技への参加資格を獲得しました。参加選手の健闘をご祈念申し上げます。

【第3日目】

中道洋平選手

石川元樹選手
■石川選手が首位を堅持

 東北アマ第3日目、参加者72名による決勝ラウンドがいよいよスタートしました。
 この日も好調だったのが初日からトップを守る石川元樹選手(泉国際)。前半のアウトでは2番で3パットボギーの後の3番ショートホールでピン手前1.5mを決めてバーディ。アイアンショットが冴えてよくピンに絡みます。4番もバーディ、5番ホールではセカンドショットがあわやカップインのオッケーバーディ。7番ロングホールではグリーン手前からのチップを1.5mに寄せてバーディとこの日4つ目で、前半33。後半は伸び悩んだものの37でこの日唯一のアンダーパー70、トータル4アンダー・212とスコアを伸ばしました。「後半手こずりましたけど、このピンポジションなら上出来です」。初優勝に向けて3差を守れるか。
 トップタイでスタートした中道洋平選手(泉国際)は出だしロングでバーディも、ショットがブレて2番ボギー、3番ではティショットが池でトリプルボギーとスコアが崩れていきます。「80いくのでは…」不安とは裏腹に5番でバーディ、4番でナイスリカバリーのパーなどアウト39。後半に入って「ティショットが安定した」中道選手は10、11番の連続を含め34の73でホールアウト。トータル215でトップのライバル石川選手を追いかけます。

小林伸太郎選手
 前日4位タイの小林伸太郎選手(泉国際)が今日72でラウンドし、トータル218で3位タイにつけました。1番ホールで40Yをチップインのイーグル。9・10番の連続バーディと順調な前半戦の貯金を後半使ってこの日パープレーの72。「昨日はパッティングが良かったけど、今日はもう一つ。ショットが良かっただけに噛み合わないですね」。とくやしそうでしたが、それでもこの難コースで72は好スコア。明日の最終日を迎えます。
 また前日単独3位でスタートした根本伊織選手は75でホールアウトしトタール208で3位タイにつけています。

 明日はいよいよ最終日。このまま石川選手が逃げ切るのか、それとも…
 最終日の白熱した闘いにご期待ください。

【第2日目】

根本伊織選手

石川元樹選手
■初日トップの石川選手、2位の中道選手が142、2アンダーで首位並走

 前日トップの石川選手がこの日も安定したゴルフで36・36・72、合計142で首位をキープしました。アウトスタートの石川選手は4番の10mのパーパットがはいるなど「ラッキーでした」もあったものの、1、2番では絶好のバーディチャンスを逃すなど「パッティングが悪いわけではないんですが、ラインから少しずれる」と欲しいところでパットが入りません。それでも8番ボギーの後、9番・3mのバーディパットを決め36、後半のインはオールパーの36、1バーディ、1ボギーの72と安定した内容。「ショットは悪くないのでパットが決まればもう少し…」と語っていました。
 この日2アンダー70、トータル142で首位に並んだ中道選手は前半のアウトコース・スタートホール1番でバーディ、7番ボギーの36とイーブンで折り返し、後半に入ってインコース10番、16番でバーディ、ノーボギーの34で計70。この日のベストスコアをマークした。福祉大3年同級生争いとなるのでしょうか?また、尚志高校2年(福島県)、根本伊織選手もベストスコアの70をマークし、トータル1アンダーと1つもぐらせました。

なお、トータル162ストローク、70位タイまでの73名が決勝ラウンドに進出しました。

参加者数の平均年齢は43.3歳
 本年度の東北アマチュアゴルフ選手権参加者の平均年齢は43.3歳、最年少は古田幸希選手の14歳、最年長は西本晃幸選手の72歳でした。
 過去5年の統計を見ると平均年齢は43.7歳で本年度は0.2歳、前年度より0.4歳と若返って?ます。最年長は西本晃幸選手が前年度に引き続き72歳。西本選手は前年度も最年長で1差に予選通過できませんでしたが、すばらしい記録を更新しています。出場最年少は前年度2005年の13歳(前記古田選手/中学1年生)となっています。
 優勝者のデータを確認すると現在までの最年少記録は第28回大会(1993年)の星野英正(現在プロゴルファー)で17歳。最年長記録は第24回大会(1989年)の氏家貞夫選手で56歳となっています。近年は東北福祉大を中心とした学生が強いですが、社会人、ベテラン勢の技術にも注目しましょう。

■参加者年齢推移
年度 平均年齢 最年長 最年少 優勝者 年齢
2002年 第37回 43.5 65 16 権  純福 52
2006年 第38回 43.5 69 15 権  奇澤 21
2006年 第39回 43.9 67 15 権  奇澤 22
2006年 第40回 43.9 71 13 藤島 晴雄 22
2006年 第41回 43.5 72 14 ? ?

【第1日目】


石川元樹選手

中道洋平選手
■石川選手が唯一のアンダーパー70(2アンダー)で首位

 東北福祉大3年の石川元樹(泉国際)選手が参加者中唯一のアンダーパー70でトップに立ちました。
 「アイアンの切れがいいです」取得したバーディ5つの内、1.5m以内が4つとアイアンショットが安定しています。今の所不安材料はなく「このままショットが良ければ」と昨年、最終日に崩れて逸した日本アマ出場に手応えを感じている様です。「明日も平常心でがんばりたい」と語っていました。

 2位には中道洋平選手が72で続いた。「3パット2回が痛かったです」。それでもメンタル面の成長もあって守るゴルフを身につけた同選手は悪いながらもスコアをまとめて来ました。「うまくまとめてこられたので、明日以降もがんばりたい」と語っていました。

古田幸希選手
■最年少14歳出場の古田選手が健闘

 青森県の出場最年少・古田幸希(十和田国際)選手が38・35・73で初日3位タイにつけました。
 「ドライバーが良かったし、後半に入ってアイアンの距離感が合って来ました」とショットが好調。7番ロングでは3Wで2オンに成功し20mを2パットでバーディ。後半に入って15番で10m、16番で3mを決めパッティングも噛み合ってきました。目標は日本アマ出場。「今日のプレーを持続させて、明日も1オーバーくらいでラウンドしたい」。得意のパッティングも上向きなだけに明日以降のプレーが期待されます。


スタート風景(アウトコース1番)

14年連続出場の大友富雄選手(表蔵王国際)

 本年度の東北アマがいよいよスタートしました。天候は曇りですが暑くなく、寒くなく絶好のゴルフ日和に、コースコンディションは上々。東北6県から予選を勝ち抜いた精鋭が東北アマゴルファーの頂点を目指して、また、日本アマ出場権を獲得すべく激しい闘いを展開します。午前7:30アウト、インから参加の150名が一斉にスタートしました。
青森県予選トップ通過の古田幸希選手(十和田国際/三沢中2年)