第79回 国民スポーツ大会・ゴルフ競技「湖国の感動 未来へつなぐ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」

　2025年9月28日（日）、滋賀県で開幕した第79回 国民スポーツ大会・ゴルフ競技は「湖国の感動 未来へつなぐ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」と題して、県内3市のゴルフ場を舞台に華やかにスタートし、30日（火）に最終日を迎えました。栗東市の琵琶湖CCで行われた成年男子個人の部では、2日目を5アンダー・第3位タイでスタートした宮城県代表・田村軍馬選手（東北福祉大学3年）が見事な逆転劇を演じ、国スポ成年男子個人の部初優勝を果たしました。

　2日間を通して「フェアウェイを外したのは5回」のみと安定したティーショットがスコアメイクの鍵となり、パッティングも噛み合って得意のインコースでバーディーを量産。特に10番ホールは「2日間ともバーディでいい流れで余裕を持ってゲームを進めることが出来ました」。結果、連日60台の好プレーを見せ、特に2日目はベストスコアの7アンダー・65でスコアを伸ばし、通算10アンダー・132をマーク。第2位に1打差をつけて逆転優勝。宮城県として2018年以来7年ぶり2度目の国スポ成年男子個人の部優勝となりました。

　昨年の日本学生優勝に次ぎ日本一となった田村選手は「素直に嬉しいの一言です。宮城県ゴルフ連盟の方をはじめ、家族や福祉大学の監督・コーチなど、普段からお世話になっているたくさんの方々のサポートあっての優勝で、報告できたことがいちばん嬉しいです」と感謝の言葉を述べ「勝って驕らず謙虚な気持ちを忘れずにまたタイトルをとりたいと思っています」と今後への意欲も見せてくれました。田村選手の今後の活躍に期待しましょう。

　なお、最終成績は滋賀国スポ公式サイトでご確認ください。