宮城県シニアゴルフ選手権競技は6月23日(木)~24日(金)の2日間、表蔵王国際ゴルフクラブ(6,483Y/PAR71)で開催となりました。初日・第1ラウンド。スコア70台が11名、アベレージ85.6。固く締まった高速グリーンを舞台に多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、昨年の覇者、阿部光広選手(おおさと)が好調。1オーバー・73で単独トップに立ち、連覇をうかがいます。
最終日・第2ラウンドの天候は曇り。97名が参加し今夕、県シニアチャンピオンが決定します。午後3時30分、参加全選手がホールアウトしました。競技の結果、単独トップスタートの阿部光広選手(おおさと)はこの日7オーバー・78の計151。同最終組単独2位スタートの根本亨選手(杜の都)がこの日、3オーバー・74、計149と逆転に成功。うれしい公式戦初優勝を決めました。
2009年から連盟競技に本格出場しはじめ、ことしで13年目のベテラン。2011、2016年の宮城県ミッドアマ3位、2017、2019年の宮城県シニア2位、東北大会でも2017年3位、2018年2位とチャンスはあったが「優勝」の機会に恵まれていませんでした。「2、3位ばかりだったので今年こそはという思いはありましたが、目の前の一打に集中しよう」とスタート。
前半終了した時点で阿部選手を1打逆転したものの、後半に入って再び並走と緊迫したゲームが続きます。キーホールは15番ロングホール。第1打は左崖下に落とすミスショット。さらに1度では上がらず、残り200Yの第4打はグリーン左奥とミスが重なり「正直終わったと思った」。左足下がりの難しいライからの第5打目はピンまで30Y。「なんとかボギーに」とふわりと打ったチップショットがそのままカップインする見事なパーセーブでこの日の最難関をすり抜け、初タイトルを手中に「やっと優勝盃をこの手でつかむことができた。東北シニアでも結果を残して久しぶりに全国大会出場を目指したい」と笑顔を見せました。
No1 | No2 | No3 | No4 | No5 | No6 | No7 | No8 | No9 | OUT | ||
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YARD | 422 | 371 | 328 | 546 | 402 | 192 | 488 | 198 | 363 | 3,310 | |
PAR | 4 | 4 | 4 | 5 | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 36 | |
No10 | No11 | No12 | No13 | No14 | No15 | No16 | No17 | No18 | IN | TOTAL | |
YARD | 177 | 396 | 521 | 376 | 185 | 555 | 447 | 133 | 383 | 3,173 | 6,483 |
PAR | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 5 | 4 | 3 | 4 | 35 | 71 |