2023年度(第21回)宮城県女子倶楽部対抗競技が8月29日(火)、泉国際ゴルフ倶楽部(5,935/PAR72)で開催となり、団体戦ならではのにぎやかで和やかな雰囲気のなか、定刻通りにスタート。美しく良好なコースコンディションの下、11倶楽部44名が1チーム4名中上位3名の合計スコアによる団体戦で熱い闘いを繰り広げました。
連覇中の仙台空港カントリークラブ、開催倶楽部の泉国際ゴルフ倶楽部などがスコア上位の中終盤戦でしたが、4番スタートまで結果がわからない激戦が展開。最終組がホールアウトした競技の結果、仙台カントリー倶楽部がチーム合計254で逆転優勝。2年ぶり2度目の栄冠に輝きました。次位は255で並んだチーム4番手の成績で仙台空港CCが第2位。泉国際GCが第3位となりました。
仙台CCは飯田弓美子選手が82、笹川美保子選手が92、奥田里美選手が88、千葉仁美選手が84の上位3名の合計254。最終スタート千葉選手の奮闘により大逆転を演出しました。杉渕高志キャプテンは「選手全員の頑張りで得た勝利ですが、倶楽部内の選考会で切磋琢磨した結果が実り、千葉選手が最後に好スコアの84で上がってきてくれました。予選通過を目標にしていましたがまさかの優勝で感無量でした。とてもうれしいです」と語ってくれました。
メダリストは東野美保選手(西仙台)が参加唯一の70代となる7オーバー・79をマークし、多くの強豪を抑えて初のタイトルを手にしました。ことしから西仙台CC所属となった東野選手は団体戦はもとより公式競技出場が初めて。ことしの女子倶楽部選手権では惜しくもプレーオフで敗れましたが、倶楽部対抗選手に抜擢され、初のメダリストと西仙台カントリークラブの東北大会出場(第4位)に貢献。笑顔を見せていました。
なお、開催権枠で既に出場が決定している泉国際GCを含めた上位5チームが、東北女子倶楽部遅行競技への参加資格を得られました。出場倶楽部のご健闘をお祈り申し上げます。(08/29 18:49)